今夜夢で会えたら。

ひとりごと

KinKi KidsのコンサートDVDにおけるスワンソングの楽しみ方“実践編” 前編

 

 

どうもこんにちわ。ぐりこです🐼

 

Twitterスワンソングのことを呟いたら引くくらい伸びてて焦ってます…。

 

なんとあの松本隆さんにもリツイートしていただいて…もっと綺麗な日本語使えばよかったと後悔してます…。

 

 

それと同時になーんだ、みんなスワンソングのこと好きなんじゃーん!と思いました。

 

 

 

まあ雑談はこれ位にして。

先日スワンソング解説ブログKinKi KidsのコンサートDVDにおけるスワンソングの楽しみ方“入門編” - 今夜夢で会えたら。を書いたのですが、あまりにもスワンソングという曲自体が良すぎて、わたしの解釈も交えながら話してしまい、長くなりすぎてしまいました。

本来書きたかったのはコンサートDVDにおけるスワンソングの楽しみ方だったのでこちらが本編になります。

 

読む前に一つ注意ですが、わたしには語彙力というものがありません。

こんなことになるなら読書家にでもなるんだったと後悔してます。

後悔したところで語彙力はそう簡単にはつかないので、オタク特有の「しんどい」「最高」「正解」などと表現してますが、その程度の語彙力でしか素晴らしさを表現できないのが悔しい限りです。

 

読みにくい点多々あるとは思いますが、見たことある人は共感してもらえるポイントが沢山あると思いますので共感していただけたら嬉しいです。

 

さあ張り切っていきましょう!

 

 

 

 

 

 

まず2009年の年末に開催された、J albumを引っ提げてのツアーです。

 

本編最後に満を辞してやってくるこのラスボス感…

ストリングスから始まるこの贅沢感ですよ。

そしてこの白衣装…。

やっぱりKinKi Kidsって白衣装似合いますね。

誰ですか光一くんに赤いコサージュつけたの……(衣装さんに決まってる)天才すぎない??

 

闇の中からセンターステージに2人が浮き上がってくるような演出。

そしてこのAメロ前の間奏のターンの光一くん、手の角度から、足の角度、回るスピード、サラサラの髪の毛がなびく姿…全てがあまりにもキマッてて震えた。

こんなことしてて死人でない…?大丈夫?

わたし多分現場で見てたら死んでたよ…??

 

Aメロ、Bメロの背中合わせの演出では歌わない方が闇に消えていくところが切なすぎて泣けてきます。

 

しかも、フルコーラス…

1番と2番の間奏途中で立ち位置を入れ替えるのも自然すぎて初め見た時には気づかなかった。

 

間奏ではまず赤と青のライトで上下半身分けながら照らされてるのに、その後赤い光の中で踊る2人が、落ちサビになると剛くんの方に青い光が当たるところがエモすぎません?誰がこれ考えたの…?金一封差し上げたい…誰かわたしにスタッフさんの口座教えてください。

 

 

そして落ちサビ歌い終わった後の2人がターンして向き合うところ…タイミングが完璧すぎて声が出ちゃいますね。

「死にゆく鳥が綺麗な声で」「歌うように波が鳴いた」

でお互いアップになるとか、ズルすぎません?

剛くんのまっすぐ光一くんを見つめる様子と、光一くんが目を逸らしながら歌う様子の対比が綺麗すぎません?

これでこそKinKi Kidsですわ…

 

 

数々のスワンソングの中で、珍しくバックダンサーがなく2人で聞かせる原点のスワンソングです。

 

ため息が出てきますね。怖い。

 

というか、初年度からこんなに飛ばしててわたし大丈夫??

あと9年残ってるけど…?もう1000字超えてるよ…?

 

 

 

 

伝説のFAMILY何回歌うねん、コンサートですね。

ど頭のヴァージンロード(?)を歩きながらFAMILY歌う様子もまあ尊いのですが、

この後すぐにスワンソングが始まります。

 

心の準備ができてないまま始まりますが、案の定破壊力抜群のスワンソングです。

 

センターステージで青のライティングの中での歌い出しがあまりにも綺麗すぎて思わず見惚れてしまいます。

 

歌い出しが終わり間奏部分で後ろからのカメラワーク

この間奏部分のカメラワークといい、スイッチングといい、いろんな角度からこの間奏部分見せてくれてありがとうございます(土下座)

 

1番Aメロになる瞬間に一瞬赤いライティングが入り、光一くんが前に立つ姿、あまりにも決まりすぎてません?

そしてAメロ歌ってる光一くんの後ろの剛くんも映ってるの、最高だな…というかここの部分の剛くんの腰エロすぎません??R18じゃん…?

そして剛くんに切り替わるのと同時に青いライティングが入り、剛くんが前に出てくる。

この演出考えたの誰ですか?最高ですわ。

 

サビ前に立ち位置を入れ替えて向き合うところ、全オタク大好きだろ???(圧)

そして向き合う2人のライティングが青と赤混じりのライティングに衣装の銀色が相まってキラキラ輝くの、計算されすぎてて怖いですね。

 

そしてこの向き合って手をかざしていく2人…!!!吐血した人手をあげてください!!!!

このかざした手を舐め回すように掌を回したあと、グッと自分に引き寄せるのあまりにもしんどくないですか???え、しんどい。

歌詞と相まって、絶対に交わらない2人という感じがしてつらい!!!!!でも好き!!!!

 

ここまでは普通のスワンソングなんですよ。

 

ここまでは!!!!

 

 

 

1サビ終わり、すぐにそのまままっすぐ歩いてすれ違うんですがそのすれ違いざまにハイタッチするんです!!!!!!

 

もう一回言いますね??

 

ハイタッチするんです!!!!

 

ここのシーン、何回見ても声が出てしまいますね。

コマ送りしたことあるひと手をあげてください!!わたしです!!!

 

しかもこれ普通のハイタッチじゃなくて、手を握りしめるんです!!!!

 

握りしめる!!!!オタク殺すですか?????

 

普段であればここから記憶が無くなりますが、さすがにそれは解説ブログとしてはマズいので今回は必死で自分を呼び戻してみました。

 

ハイタッチを交わしてお互い花道を歩きながら、2番を歌うのも、歌詞と相まっていいな、とは思いますがそんなことより歌いながらファンサしまくる剛くん…ズルすぎんか……

あと「丘の上から見下ろす、港この景色が好き」の好き、って首傾げながら歌ってあざと過ぎません???あざとくて何が悪いの?出ませんか???

あとこれ誰か目があってますよね???この方無事ですか???

 

歩いて歌ってるだけなのに2人ともキマり過ぎててちょっと引きますね。

 

最後のサビまでにしっかり立ち位置に戻ってくる2人がハイタッチしたことなんてなんとも思ってなさそうにしてるのもムズムズしますね。

 

相方に向かってまっすぐ歩いていく様子が引き絵で映るのですが、2人の距離感と歌詞も相まって、しんどくなってきますね。

 

早くくっつけよ。さっきはハイタッチするぐらいラブラブしてたじゃねーか。という気持ちになります。

 

 

2011年のコンサート自体の内容が原点回帰のようなものであり色んなアルバムからワンコーラスだけ歌うコーナーがあるのですが、そこではなく、わざわざ冒頭2曲目、かつフルコーラスというのがこの曲のこと大切にしてるんだろうな、と思わせてくれるところです。

いやもし、そのコーナーにスワンソングが持って来られていたなら、暴動起こすレベルで発狂してたと思うので良かったです

 

さて、そろそろ3000字なのですが、そろそろ読むの疲れません?

大丈夫ですか?

よくスワンソングだけでここまで話せるな、と自分でも引いてます。

 

 

 

ツアータイトルからして強い!

 

スワンソングの立ち位置はMC前になります。

この年はオーソドックスでシンプルなスワンソングです。

ムービングステージでメインステージに戻りながら歌ってます。

 

まず衣装!グリーンのナポレオンジャケットで踊る彼らの美しさ。

Kingの名前に相応しいナポレオンジャケットですよ!!

剛くんの丈短めナポレオンジャケットも剛くんらしくて好きですね。金のパンツに合わせることで一国のおしゃれ王子という感じです。

光一くんの膝丈ナポレオンジャケットはただの王子様ですね。仮に白馬に乗って現れても驚きません。この膝丈のジャケット、光一くんよく着てますが、身長から考えてこの丈結構ハードだと思うんですが(こら)着こなしてしまうこのスタイルの良さ!!

 

衣装の話はこれまでにして、本編に戻りますね。

 

このスワンソング、歴代のコンサートの中で1番王道のスワンソングなんです。

リリース当時によく歌番組で踊ってた編成でのダンスなんです。

 

だからこそ衣装やKinKi Kidsのビジュアルが際立つんです。

 

イントロでペンライトの海の中でスポットライトの当たる部分。これでこそアイドルだと実感しますね。

 

それにしてもKinKi Kidsチームのカメラワークの良さにはビビりますね。

「君の髪雪崩れて」で光一くんのサラサラヘア映すの正解じゃないですか?スポットライト当たればこんなに天使の輪が見えるのね…。天使なのか王子なのか王様なのかわかんなくなっちゃうね???

 

あとは間奏の後ろに下がる振りで引きで映すと、ムビステごと後ろに下がるKinKi Kidsが見れて良いですね。こちらも正解ですね?

 

Aメロでは今までメンバーカラーでライティングされていましたが、青のライティングで統一されています。

おそらく「海の青にも染まらず」にかかっているのかと。

Bメロのサビ前「続けるのは無理か」で赤のライティングで照らされるの良くないですか?

サスペンス感(とは?)増すというか、歌詞とリンクしすぎて怖い。

サビは背中合わせでうたうはずなのに、我慢できずにお互いが見れるギリギリのとこに視線があるの良いですね。仲良しか。

そして間奏でメインステージに戻るんですが、モニターにでかいパイプオルガンが映し出されてて、「うわ、世界観…概念の一致…」となったのはわたしだけじゃないでしょう。

そして落ちサビが終わり、2人向き合って歌う大サビになった瞬間モニターにも2人の姿が…!いや…最高かよ…。モニターに映る2人と実写(?)の2人との対比…すばらしい。

あとこのスワンソング、王道なので「波が鳴いた」の、ないたの“い”で2人が揃って前を向くんです。タイミング一緒すぎて震えましたね。さすが前世で双子なだけあるわ。

後このスワンソングの光一くんのターンですが、すこし助走というか跳ねるように回ってるんです。こういうターンこれまでの光一くんであまり見たことなくて、さらっと回ることが多いので、このターン見所です。

 

 

 

さて次に行きましょう。

 

 

 

 

  • KinKi Kids Concert  -Thank you for 15years- 2012-2013

 

KinKi Kids担としてはセトリが神がかってますね。あと馬鹿でかいセット…上で歌われると首痛くなりましたわ。

 

スワンソングはAniversary→硝子の少年→スワンソングの流れで3曲目です。それにしてもここまでの3曲強すぎんか。

 

この年はバックダンサーがいるスワンソングになります。

個人的にですがスワンソングはバックダンサーがいればあるほど良いパフォーマンスになると思ってます。

 

バックダンサーは女性ダンサーと屋良くん、ふぉ〜ゆ〜、They武道ですね。

 

冒頭から、このバックが最高なんですよ。

女性ダンサーと後輩くんたちがペアになって踊るんですがなんとも色気が凄い。

これでこそスワンソングだわ、と実感しますね。

 

その真ん中でギラギラのスパンコールを見に纏った2人が歌うんですよ。自軍強すぎんか…?

 

そしてこのスワンソングの最大のポイントは剛くんのダンス!!

バックがいることで火がついているのかキレッキレなんです。

光一くんのクラシカルなダンスも曲にあってるんですが、剛くんの動きの柔らかいキレのあるダンスも合うんです。

 

スワンソングは万能調味料なのでしょうか。

 

剛くんのダンスが柔のダンスだとしたら光一くんは硬のダンスなんですよね。

シンメトリーとしては大正解、改めて出会ってくれてありがとう(土下座)

 

Aメロの光一くんが歌う部分、普段なら剛くんはリズムを取るだけ、が多いのですがここではめちゃくちゃ動いてます。

あとめちゃくちゃ個人的な意見で申し訳ないですがBメロのサビ直前「続けるのは無理か」で女性ダンサーを持ち上げて一回転させるの良くないですか?ふぉ〜ゆ〜の松崎くんなんですけど。これ映ってない他の人もやってると考えたらふぉ〜ゆ〜の担当としては想像掻き立てられますね。

あとサビ前のライティングがすごくて一瞬暗転してスパンコールの衣装だけ光るんですよ。

それが2人がターンしながらすれ違う瞬間で、演出的に正解叩き出しててため息出ますね。

 

サビのバックダンサーの動きも良くて女性ダンサーは白鳥を思わせるような動きをしてて、後輩くんたちは床に手をついて波を思わせるようなドルフィンとかしてて、振り付けた人誰???となりましたね。(サンチェさんかしら?)

あとサビの2人の距離感…絶妙すぎて良いです。

 

間奏のダンスパートではまた剛くんがイケ散らかしてて最高ですね。

足を途中蹴り上げる動きがあるんですが一時期の“歩道の空き缶蹴り飛ばす”剛くんを彷彿させる足の高さで、キャーポイントです。

 

落ちサビに入る瞬間の剛くんも音ハメするようにリズム取ってて、なんかもう一生分の剛くんのダンス浴びてる気がしてきました。

 

最後の大サビでは相変わらず向かい合っても目が合わない2人にもどかしさも感じながら、横から手を持ってくる剛くんと下から手を持ってくる光一くんが対照的ですね。

あとは「波が鳴いた」で引き寄せるところ、光一くんは途中でおろしてしまうのですが剛くんはぐっと握りしめたまま胸元まで戻すのでそれも歌詞と相まってしんどい!!!

 

あと最後の部分はあまり今までアップになってこなかった部分なのできちんと最後まで振り付けが素晴らしいところも見て欲しいです。

 

 

 

  • KinKi Kids concert  2013-2014 「L」(Lコン)

 

Lコンといえば、モチからはじまるミステリーやCandle Nightでの手動でのエグいペンラ芸もありますが、ここではアンコール一発目でスワンソングが持ってこられてます。

 

スワンソングがアンコールまで上り詰める楽曲になっているのが嬉しい限りです。

 

アンコールの形式上ワンコーラスでメドレー形式なので時間的にはすごく短く纏められているのでそれが悔しいですがまあ仕方ないですね。

 

このスワンソングの見どころは曲自体のアレンジ!

出だしからドラムのリズムが入ってて、ポップスのような感じになっております。

これはこれで良いですね。

 

あとLコンは照明が素敵なんですよ。

後ろのLをもじったネオンもいいですし始まる前の赤いレーザーが降り注いでくるところとCandle Nightでの名残で会場全体が赤いペンライトで覆われてる様子とか全てがいいんです。

(ブルーレイ買って正解でしたわ…)

 

余談ですが、個人的にKinKi Kidsのコンサートの醍醐味は赤と青のペンライトで会場が埋まることも一つあって。

オケコンでペンライトが無しになり、その次の年はコンサート自体が無くて、その次のThanksコンで開演直前に赤と青で埋まる会場を見て涙が止まらなかったのを覚えてます。

ほかのグループじゃ見れない景色なので。

KinKi Kidsのコンサートに戻ってこれたんだなと改めて実感しましたね。

 

さて本題に戻ります。

 

出だしで筒みたいなやつ(語彙力)から2人が出てくる様子が引きで映ってるんですが、いや芸術かよと思わず突っ込まざるを得ないくらい完成してて怖いですね。

赤い無数のレーザーと赤いペンライトが相まってとても綺麗です。

今度マジカルバナナやるときに「綺麗」というお題が回ってきたときには、「Lコンのスワンソングの歌い出し」と答えようと思います。

 

 

衣装もアンコールだからか本編のジャケットを脱いだベストにワイシャツ姿なのですが光一くんの胸元が開きすぎてて視線に困っちゃいます。ブラの気配がしてますね。

 

Aメロの剛くんごしの光一くんも麗しすぎて鼻触っててもかっこいいなとため息が出てしまいます。

あと「冷静装う」の剛くんも相変わらずぶりっ子してて鼻血がでそうです。

 

Bメロでは前髪を触る剛くんがあざとすぎますね。いいから早くあざとくて何が悪いの?に出てください。

あとちょこっとだけ彼らの命綱のプロンプが映ってます。プロンプってこんなカラオケみたいな感じなのね…。

 

 

サビではワンコーラスなのですぐに向き合って歌います。

カメラワークも良くて、初めはバンドの吉田建さん越しの2人→やや引きでの2人→ファン越しの2人と変わっていくんですがどのカメラワークもいい!

正直にいえば手をかざしはじめてからはアップの方がよかったんですがこれまでの実績と信頼帳消しです。

 

2人がかざした手を握りしめる部分、あそこが手をアップにしてるとこも点数高いです。

オタクはそこが見たかった!!!(大声)

 

終わりもメドレー形式なのですぐにやめピュアに移ってしまうんですが、やめピュアとの繋ぎ方もスマートでカッコいいんですわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて次の年に行きましょうと言いたいところですが、流石にここまでで7000字超えてるんですよね。

わたしの想像の中ではさらっと解説する予定だったんですがオタクの悪い癖で長く話してしまいました。

 

いや、話させる魅力のあるスワンソングが悪いので仕方がありません。

 

ここまで読むのとても疲れたと思いますので、ここで一旦休憩です。

 

SHOCKでいうところの階段落ちが終わったくらいでしょうか。

幕間に喉を潤して小腹を満たして友達と会ってください。

 

それでは次回2015〜2020年までを解説しますね!

 

 

乞うご期待!

 

 

KinKi KidsのコンサートDVDにおけるスワンソングの楽しみ方“入門編”

 

どうもこんにちわ。ぐりこです🐼

 

突然ですがわたしが初めて買ったCDはJ albumです。

2009年、収録のスワンソングがどうしても聴きたくて、貯めたお小遣いを持って12月の寒い中チャリでTSUTAYAに買いに行ったのを覚えてます。

 

2007年の10周年ごろからKinKi Kidsのファンになりましたが、当時小学生のわたしはお母さんにねだってCDを買ってもらうような子供でした。

 

そんなわたしがどうしても自分のお金で買いたい!と思ったのがこのスワンソングです。

 

スワンソング発売後すぐにJ albumの発売が発表されたので、どうせ買うならアルバム買おーっと、と思ってたわたし。

 

当時のわたしに「どうせその後シングルも買うことになるから今は買わなくて大丈夫だよ」と言ってあげたいです。

 

そのため、このスワンソングがわたしにとって一番KinKi Kidsの中で好きな楽曲なわけです。

 

もちろんKinKi Kidsの楽曲は全てにおいて最高点を叩き出しており、甲乙つけがたいのですが、やっぱりどういうわけかスワンソングが大好きなんです。

 

そんなスワンソング出といっても過言ではないオタクの、スワンソングの楽しみ方についてお話ししたいなとおもってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは簡単にスワンソングの概要を説明します。

 

スワンソング 

2009.10/28発売のKinKi Kids29枚目のシングル

(作詞:松本隆 / 作曲:瀬川浩平 / 編曲:ha-j / ストリングスアレンジ:佐藤泰将

作詞には「薄荷キャンディー」以来6年ぶりに松本隆を迎えた。KinKi Kidsの2人は、「(松本に)この曲に命を吹き込んでもらいたい。」と思い自ら松本に作詞を依頼した。スワンソングとは詩人・作曲家・演奏家などの生前最後の作品・曲・演奏をいう。死ぬ間際の白鳥は、最も美しい声で歌うという伝説から生まれた言葉である。松本はアンナ・パヴロワの舞台「白鳥の湖」での瀕死の白鳥の演技を見て、全身で表現された死にゆく白鳥の美しさを歌詞に込めた。「鳥は死ぬ間際が一番美しく、一番きれいな声で鳴くと思う。『終わり良ければ全て良し』との言葉の通り、人間が一番大事なときもそのような時であり、後悔したくないとも思う。その『自分のやりたいことのある意味での極地』である『もっとも美しいもの』をやってみたかった。」と語った。


出版者:ジャニーズ出版

 

 

まず注目するべきポイントは硝子の少年、Kissから始まるミステリー、ジェットコースター・ロマンスシンデレラ・クリスマスHappy Happy Greeting、僕の背中には羽がある、薄荷キャンディーなどのKinKi Kidsを代表する作品の作詞を手がける松本隆さんが作詞をされてます。

まあそりゃあめちゃくちゃ歌詞がいいことは勿論、前述の通り松本隆さんが長年書きたいと思っていた白鳥の曲をKinKi Kidsに提供した、ということ。

 

松本隆さんって錚々たるアーティストの方々に作詞提供されていらっしゃる方なんです。

事務所の先輩である近藤真彦さんや少年隊さんは勿論、中山美穂さんや中森明菜さん、松田聖子さんなどの女性アイドルやTHE ALFEE矢沢永吉さんまで幅広いレジェンドの方々に作詞提供をされてます。

 

そのなかでKinKi Kidsに自分が長年書きたかった歌詞を提供してくださるなんて…。

 

選ばれたのはKinKi Kidsでした(こら)

 

そしてスワンソングといえば冬の曲!というイメージがあるのですが(そもそもKinKi Kidsは寒くなると活動する、と言われてるのでKinKi Kids自体のイメージにも引っ張られてる)おそらく舞台は秋の港、桟橋。

歌い出しが、「青空に目を伏せて」とはじまりますが、初めて聴いた時に冬の青空かなと思っていましたがおそらく秋晴れの空をイメージされているのだと思います。

この曲自体のカラーがセピア色なのも(つたわれ)この一文で秋晴れをイメージしているからかもしれません。

 

そしてこの曲の歌詞の魅力は風景がコロコロと変わるところ。

歌い出しでは「僕」は船に乗り桟橋を走り去っていく「君」の姿を見つめています。

1番Aメロ、Bメロでは船の中で「君」との思い出を思い出しているのでしょう。

1番サビでは「僕」は桟橋の端に立ち「君」が居なくなっていくのを手を振って見送ります。しかし「君」の姿が見えなくなると膝から崩れ落ち涙を流します。

2番AメロBメロでは丘の上で別れ話をしたのでしょう、そこから見える港を見つめながら「君」が紡いだ言葉を反芻します。

2番サビでは冒頭と同じく船に乗り込み桟橋を走り去っていく「君」を見つめています。

 

というように桟橋からの景色、船から桟橋を見た景色、丘の上からの景色、と「僕」の見ている景色はコロコロと変わっていきます。

 

そしてこのスワンソングというタイトル、

前述の通りスワンソングというのは元々詩人や作曲家達の生前最後の作品のことをいいます。

ということはここからはわたしの推測なのですが「僕」はおそらく船には乗っておらず、自死を選択して海の中に身を投げたのではないのでしょうか。

そう考えると前述の“死ぬ間際の白鳥は最も美しい声で歌う”ということに合点がいきます。

 

ただでさえ、遠距離恋愛という言葉をつかうことによって2人の心の距離も遠距離だったと思わずにはいられないこの歌詞に、この要素が加わってくると激重ラブソングになっていくんですね。

 

もし「僕」が自死を選ぶほど「君」が好きなのであれば、2番Bメロの「聞いて、私たち生きてる重みは自分で背負うの、手伝いはいらない」がとても残酷に聞こえますね。

 

わたしの考察だったら「僕」は、相当「君」に依存してたのではないでしょうか。

生きる意味を「君」にしてしまうくらい。

そして「君」は「僕」の生きてる重みまで背負ってしまいそうになった。だからここできちんと別れを告げたのでしょう。

 

かつ「本当に、終わりなの?君はコクリ頷く」と言ってる時点で「僕」は「君」のことを引き留めようとしているのでしょう。

これに対して頷く彼女はなんて優しい彼女なんだと。

 

もしわたしがこのような状況になれば「ごめん重すぎるわ〜ないわ〜」なんて言ってしまうし、それに対して引き下がられたら「いや重すぎ、無理だから。」とマジトーンで話してしまうでしょう。

 

そう考えたら「僕」は今流行りのメンヘラちゃんだったのかも…(それはあまりにも軽率すぎて松本隆さんに失礼)

 

 

あとメロディー!

壮大なイントロから始まるこの曲はいつ聴いてもワクワクさせてくれるメロディーになってます。

そしてこのイントロ、演奏する楽器によって印象が変わってきます。通常バージョンのオルガンでの演奏であれば切なさと壮大さが入り混じった印象になりますがオーケストラ編成での演奏になるとより壮大になりメロディーだけ聞けばオペラ座でも演奏されてそうなメロディーになるのです。

推測ですがアコースティックバージョンやバラードバージョンもそれぞれ印象の違う曲になると思います。

KinKi Kids関係者の方、もしいらっしゃいましたら打診の方宜しくお願い致します。)

 

歌い出しが終わった後、Aメロに入る前までの感想で一気に疾走感が増します。

ここの振り付けも大天才なんですが、またあとで話しますね。

 

この疾走感があるからこそ、激重ラブソングのわりにはサラッと聴ける楽曲になってるのだと思います。

 

2サビ終わりの間奏では、2人の運命が今までと違うことを示すような切なさもあり疾走感がさらに増します。

 

歌割りも特徴があり、KinKi Kidsファンなら大興奮のワンフレーズごとに光一くん(または剛くん)→剛くん(または光一くん)→2人となる構成なんですが、それももちろんいいのですがこの曲の魅力は落ちサビにあるとおもってます。

落ちサビだけワンフレーズごとに変えずに光一くんだけが歌うこの落ちサビ。

光一くんにとっておそらく高いキーが続くのですがそこを絞り出すように出す光一くんの声と歌詞とメロディーが相まって、この恋愛の苦しさとか別れた辛さとか、いろんな感情が生まれます。

ここで楽曲のイメージがガラッと変わるというか。

落ちサビがあるからこそこの曲が映えてくるな、とおもってます。

 

そしていわずもがなマイナーキーを歌わせれば横に並ぶものはいないと言われているKinKi Kidsが歌うことによってこの曲がより一層悲しく、切ない激重ラブソングになるわけです。

 

KinKi Kidsの中でも名作と言われている「愛のかたまり」

言わずもがな2人の合作ですが、この歌詞に出てくる女性は、「クリスマスなんて要らないくらい、日々が愛のかたまり」というくらいなので男の人からしたら激重の女の子なわけです。

でも女性が男性のことをこのように恋焦がれることはよくある話で、このような女性を描いた楽曲は沢山あるわけです。

だからこそ共感を呼ぶし、曲次第の需要がある。

 

しかし男性目線の激重ラブソングってありましたか?

男性が振られて、寂しいよ、悲しいよ、的な楽曲は沢山ありますがここまではっきりと振られており、別れた彼女に言われた言葉を反芻する男性目線の楽曲はあまり見たことがありません。

そしてそういう曲をいい曲〜、と男性が言っているのを聴いたこともありません。

 

おそらくこれは男性脳、女性脳の違いによるもなのかな、とは思いますがその話をし始めるとスワンソングからかけ離れてしまうため辞めときます。

 

 

そして激重ラブソングなのにダンスナンバーの位置にあるということ。

有名な(?)サビでの向かい合わせで歌うところも含め、全ての振り付けが上品でとても激重ラブソングには見えないところも好きです。

 

歌い出しが終わった直後、Aメロ前の間奏のはじまりの2人が片足を横に蹴り上げながらターンをする部分は振り付けは硝子の少年の歩道の空き缶を蹴っ飛ばす振り付けを思い出す振り付けで、KinKi Kidsファンとしては大興奮します。

KinKi Kidsって2人組なのでシンメの振り付けが多いのですがこの間奏部分は2人揃ってはじまり、途中シンメになり、また2人揃って踊る、というKinKi Kidsファンなら王道の振り付けです。

かつ、この間奏部分には波を表すような振り付けがあり、ここの振り付けが個人的に大好きなんです。

 

また落ちサビまで主に背中合わせで歌う2人が大サビになり向かい合わせで歌う部分、オタクたち大好きだろ???と言わんばかりの繋げ方で、まんまとKinKi Kidsの沼にハマっていきます。

 

詳しいダンスの見どころやワーキャーポイントはDVD解説で話そうと思ってるのでダンスは一旦置いときます。

 

 

 

 

 

このスワンソングはコンサートで披露されない年が数えるほどしかない(実際は2019年のThanks 2 YOUのみ)と言うほどKinKi Kidsのコンサートにおいてはド定番です。

それぞれの公演において、スワンソングは進化してきました。

それぞれ見所も、泣きどころも違うので、勝手に解説しちゃおう、という感じです。

というより、わたしスワンソングここが好きだから、見て!!!!ということです。

 

なんてスワンソングについて長々と語っていたら4000字超えてました。

通りで長いわけだ…。

 

ということで次回、2009年のKinKi Kids concert tour Jから最新のKinKi Kids O正月コンサート2021までの歴代スワンソングの魅力を語っていきたいと思います!

(いや、アマプラ配信の時期にやってくれよ…とは自分も思ってます)

 

 

 

皆さま乞うご期待👍

 

まいったネ

 

お久しぶりです。ぐりこです。

 

どうしても今筆を取らないと、今のリアルな気持ちが薄れて行くような気がして久々にはてぶろ更新してます。

 

 

ここからは長い長い独り言だと思って、読んで欲しいです。

あまり長すぎたら途中で読まなくても怒りません。

 

 

V6解散のことについて話します。

 

そうだな、まずお前V6好きだったのかよ、と思ってる方もいるのかな。

そうだよね、普段主にふぉ〜ゆ〜とたまにKinKi Kidsの話してるからね。

 

V6と出会ったのは2009年の年末、FNS歌謡祭だったかな。

KinKi Kidsでいえばスワンソングが発売された年ですね(いら情)

勿論がっつり学校へ行こう!をリアルタイムで観てた世代だし6人のことは知ってたし明るいお兄さんたちだな〜というイメージだった。

でもGUILTYをスーツで踊る6人が今までの面白お兄さんたちのイメージとかけ離れすぎてて目が離せなくなったのを覚えてる。

記憶の中で言うなら多分8時台だったと思う(違ってたらすまん)

 

当時はパソコンでしか調べるツールなんてなかったからパソコンでとにかくV6を検索し続けてYouTubeに違法にアップロードされてる動画見まくってたな。

 

どんどんズブズブにハマっていって気づいたら博が好きだったはずなのに坂本くんに落とされてたな。

 

それからジャニーズと距離おいた時期もあったし現場がないV6追っかけてるのがキツくなって離れてた時期もあった。

 

でもやっぱり6人でいる姿が好きで。

ずっと笑ってて欲しくて、6人を見てずっと笑ってたくて。

 

結局今の距離感に落ち着いたんだけど。

 

2020年、25周年だったね。

勿論ツアーしてくれると思ってた。会えるって思ってた。

でもコロナのせいで会えなくなってしまった。

それでもなんとか配信ライブという形でライブしてくれた。

そんな6人にこれからもついていこうと思った。

 

当たり前に30周年も、40周年も来るものだと思っちゃってた。

 

2021.3/12

多分わたしのフォロワーほとんどふぉ〜ゆ〜のオタク達だからわかると思うけど、怒涛の当落週間のラストSHOWBOYの当落発表。

15時になって速攻当落確認して、あー、よかった、チケット用意されたわ〜なんて浮かれてた。

 

当落メール混み合ってたのかいつもよりすこし遅くて全然届かんな、と思ってメールボックス何回も更新してたの。

そこにV6からのメールも入ってて。

正直すっっっっっっごく嫌な予感がした。

胸がざわつく感じ。

ほら、こういう勘って当たるじゃん。

でも夜勤明けで疲れてたからまさかね、と思ったらそのまさかだった。

 

 

16時、すぐにFCサイト見て

目の前が真っ暗になった感覚があった。

何回文章を読んでも信じられなくて

信じたくなくて、手の震えが止まらなかった。

 

とにかく、本人たちが話してる動画を見なきゃ…と思って動画を見た。

 

本当だった。いや本当かどうか今も信じられてないけど。

 

 

その動画さ、あまりにも今まで見てきたV6のままなのよ、大好きな彼らのままだったの。

変に明るくしてなくて暗くもなくて自然な6人。

なんならシングル発表するぜ〜みたいなテンションだった。

 

それ見てあ〜、本当なんだなぁって。

でも6人にはもう迷いはないんだな〜って。

引き留めても泣いて縋っても、もう6人は6人じゃなくなっちゃうんだな〜って実感しちゃって、

解散することへの寂しさよりももう6人が同じ未来を見てないことへの寂しさの方が大きかった。

 

応援しなきゃとは思った。

でも全部嘘であればいいと思った。

 

これは今も変わらない。

応援しなきゃと口では言ってるけどまだ受け入れられない。ごめんね。

 

 

 

そして13日、14日は坂本くん主演舞台Osloを観に行くつもりだった。

チケット取った去年の末にはこんなこと予想してなかったのにね。当落の日に自担の解散告げたり神様って残酷ね。

 

 

 

Oslo観たらもっと辛くなるのは分かってたし

気持ちの整理がついてないのに難しい舞台に集中できるのか怪しかった。

 

例の昼のカテコじゃなく夜公演だったから、

それまでになんとか気持ちを整理して、

言いたく無いけどV6の坂本昌行に会えるのはもしかしたら最後になるかもしれないと覚悟して行った。

 

 

Oslo自体、めちゃくちゃ難しい話なんだよね。

登場人物の名前も長いし頭使って観ないと理解できないかつ予備知識が無いと難しい。

 

でも本当に観てよかったと思った、

 

最後のセリフがさ、V6で25年間作り上げてきたものと重なって泣いちゃったよ。

 

カーテンコール、ずっと笑ってた坂本くん。

最後まで手を振り続けてくれた坂本くん。

坂本くんが3回目のカーテンコールの後はける瞬間、「多分この瞬間一生忘れられないな、」って思った。

だって舞台俳優坂本昌行の顔じゃなくて、アイドルの顔してたから。

 

今でも目を瞑ったら坂本くんが袖に入るギリギリまで手を振って笑ってる姿が思い出せる。

 

その時はさ、涙出なかったんだよね。

あー、よかった。坂本くんいつも通りだった。

相変わらずかっこよかったな〜指長かったなぁ〜足も長かったな〜顔も小さくてスタイル鬼よかったなぁ〜ロングコート似合う坂本くん天才的にかっこいいな〜とか思いながら車に乗って運転して帰ってたの。

 

ふと信号待ちで止まった時に笑ってる坂本くん思い出して涙が止まんなくて。

 

流石に視界ぼやけてたからコンビニに車停めてひと通り泣いて。

 

あ、泣くほどV6が、V6の坂本くんが好きなんだなーって気づいちゃったんだよね。

 

 

今までさ、KinKi Kidsは特別すぎるし、ふぉ〜ゆ〜も大好きなの。

でもV6は3組でどれかしか選べません!になったら選ばないだろうな、って思うくらいの立ち位置で。

付かず離れずが心地がいい距離感だったからさ。

 

でも泣くほど好きだったんだなって。

あー、ちゃんとV6のオタクだったんだなって改めて思ったんだよね。

 

 

まだまだ、受け入れられないしここから半年間めちゃくちゃ落ち込むし、また泣くし、やめないでって叫ぶこともあるかもしれない。

 

でも言いたく無いけど最後だからさ。許して欲しい。

 

いやでもやっぱり心のどこかでまだ嘘って言って欲しい、って思ってるな。

徐々に受け入れることができるのかな?受け入れないまま11.1迎えたらどうしよう。

 

それでもV6がV6で居続けてくれるその日まで、頑張って涙流しながら着いてくからさ。

 

願わくばもう一度だけ、6人の姿を、6人がアイドルしてる姿を生で観させてほしい。

 

 

さよならくらい顔を見て言わせてよ。

 

あー、書いてたら泣けてきちゃうな。最後とかさよならとか言いたく無いのにな。

 

 

もうまとまんないのでここで終わり。

長々と付き合ってくれてありがとう。

 

 

 

2021.3/14

ぐりこ

マッチングアプリはじめたってよ。

 

こんばんわ、ぐりこです。

 

タイトルの通りマッチングアプリを始めました。

 

いや、正確にいえばまたはじめたってよ。の方が正しいかもしれません。

 

幾度となくやっては飽き、やっては飽きしてきました。

理由は簡単。

なんてったってやりとりがめんどくさい。

自己肯定感底辺なので選り好みしている感じも烏滸がましくてやだ。

会うまでがハードル高い、会ってからもそのあとのやりとりもめんどくさい。

この三つです。

 

めんどくさいんだったらやるなわたしという感じです。

 

じゃあなんではじめたかと言いますと

コロナ禍でオタク活動も少なくなり、現場はねぇ、毎日職場と家の往復、おらこんな生活いやだ〜〜、と考えたからです(安直)

 

要するに現場でキュンキュンできなくなったのでリアルにキュンキュンする相手をつくろう!ということです(?)

 

まあながなが話してますけど

要するに

先日マッチングアプリで出会った方とお会いしたんですよ。

その人がまぁネタ要員で面白かったので聞いてほしいだけです。

 

まずお茶でもしませんか?とお誘いされました。

やりとりは1週間くらい。

わたしの中での最短記録を更新しました。

 

まあわたしも暇だったし、茶しばくだけなら…と思って誘いに乗りました。

 

相手はフリーランスでカメラマンをしているという31歳の方。

 

当日は最寄りの駅まで車で迎えにきてくれました。

第一印象は感じのいい人。

あれ…思ったより身長低い……?わたしと同じくらいだ…よくある話しだしまあ日本人の平均身長からしたらちょっと低いくらいだしまあしかたねえ…

 

相手の車に乗り挨拶したあと

「ご飯食べた?」「食べてないけど変な時間に食べたからそんなにお腹空いてないよ〜」「近くにイタリアンあるから行かない?」とやりとりしてこれはまずまずの感じなのでは…?と人間性の良さ(?)を感じました。まあ間違ってたんですけど。

 

当日会う時間を調整したので勿論、予約?そんなものはされてないですよね。

イタリアン屋さん閉まってましたよね。

 

あれあれ…調べてなかったのかな……まああれだ…茶をしばくならスタバとかコメダとかあるし……

 

「イタリアン閉まってたしドライブする?」

 

????あれ????茶は????まあいいけど……

 

 

そして何故か茶をしばく予定がドライブデートにすり替わってしまったのです。

 

ここまでは普通のいい人でした。

だんだん様子がおかしくなってきます。

 

近くにいわゆる夜景スポットがあったので

ドライブデートの定番の夜景スポットに連れてかれたわけです。

 

面白味がないとか言ってないよ。あー、なるほどね、ど定番で攻めるわけね。と思っただけだよ。

 

夜景の見える丘?山?みたいなとこについて車から降りました。

まずトランクから撮影機材を取り出します。

 

あれ?????職業柄とりあえずカメラないと落ち着かないとかそういう感じなのかな????

 

展望台まで三脚とカメラを抱えて登る彼とこの状況をよくわかってないわたし。

何せ高所恐怖症なので展望台は嫌いです。

まあ初めて会った相手に駄々をこねるわけにはいかないので登ります。

 

「ここめっちゃ綺麗なんよねー」

知ってる…だってすげえ有名だし…

 

そしてなりふり構わず写真を撮り続ける彼vs怖いので早く降りたい私の心理戦

 

まあ負けたんですけど。

 

結局30分くらい写真撮っては

「これ、いい感じやない?」と見せられる私

 

多少カメラを触ったことがあるので難しさもわかるんですがあのそれ普通にわたしも撮れるのでは…?という写真をどう褒めていいかわからないとか言ってないです

 

さすがに風が強かったので退散して

またあてもなくドライブする羽目に(?)

 

まあおしゃべりババアなので喋ることは得意です。

いろいろ話しながらドライブしたわけですよ。

 

3時間

 

 

 

3時間初対面の相手としゃべり続ける地獄のような時間を過ごすとはどういうことかしら…?早くわたしを家に帰してお願いプリキュア

 

まあそんな思いも届かず

カメラマンになったきっかけやバンドをしてること、撮影の現場の話を聞きながら

 

なくなったコンビニコーヒーを見つめながら

早く帰してくんねーかな… 

と思ってました(ごめんなさい)

 

そして埠頭の近くの駐車場で撮った写真を自慢げに見せられ続けました。

とにかく今まで撮った写真や行った現場の話を延々とされる。

 

「俺負の感情がエネルギーになるタイプで〜写真撮る時とか曲作る時とかマイナス感情でやるから大体作品全部暗いんだよね〜〜」

 

知らんがな。なんだよその負のエネルギーって、厨二病かよ。

 

 

 

いやもう地獄。

 

興味ないから…とは言えず「へぇ〜」「そうなんですね〜」「なるほど〜」の三段活用で乗り切ろうとしたんですが1時間ほど経ったらもうしんどい。

 

さすがに日付跨いだのでそれとなく帰りたいことを伝えて解散するんですがここで最終奥義と言わんばかりに

車内で自作の歌を流し始めました。

 

 

 

ひぇぇぇぇ〜〜〜〜こわ〜〜〜〜ホラーだよ〜〜誰がお前の曲聴きたいって言ったよ?????怖いわ…自意識過剰の塊だわ……これ付き合った相手に自作の歌プレゼントするタイプのやつじゃん…こっっっっわ!!!!!

 

 

なんて言えないので「いい曲っすねー(棒読み)」

と褒めたらまたつけ上がって話始めるじゃないですか。

なんとか切り上げて家からまあまあ遠いコンビニで降ろしてもらおうとしたんですよ。これで解放されると思うじゃないですか。

 

「はい、これ。おれの名刺みたいなもん」となんかくっっっっらい紫陽花の写真をもらいました。

 

ホストか?????おめえはホストなんか?????怖いわ。

 

もう途中から早く帰ってTwitterしたいとしか思ってなかったです(真顔)

 

後日談帰った後ソッコーでラインきて

「今日話聞いた感じ多分こういうの好きだと思うから時間あったら見て」

YouTubeのURL送られました。

 

 

もう解放してくれ!!!

 

適当に返事返してそれから連絡きてないので

多分向こうも薄々あきてるの気づいてたでしょう。

 

 

いや〜

その自意識わたしに少し分けてくれんか…

 

 

2020.8.2

ぐりこ

 

わたしが化粧をする理由

 

こんにちは、ぐりこです。

 

突然ですが

先日はじめてのキャスをさせてもらいました。

 

大好きな化粧をしながら話すのめちゃくちゃ楽しかったです。

わたしが好きなものをフォロワーさんと共有できたことが何より嬉しくて。

 

でもやる直前まで、いややってる時も心のどこかで "わたしなんかが" っておもってました。

わたしなんかが偉そうに。

わたしなんかが気取っちゃって。

わたしなんかの化粧なんか。

 

お察しの通りとにかくわたしは自分に自信がないんです。

 

だからお化粧キャスをした今だから、次も見たい、って言ってくれる人がいる今だから話しておきたくて筆を取りました。

ちゃんと化粧をする理由があること、好きになった理由があることを伝えておこうと思って。

 

 

わたしが化粧をする理由、それは違うわたしになれるから。ほんのすこし自分に自信が持てるから。

 

綺麗になりたい、とか可愛くなりたいとかじゃなく、ただ自分に自信をつけるため、というよりわたしが人前に出るときに “今日はちゃんと綺麗にお化粧できたから大丈夫” って思うため。

 

そもそも何故ここまで自信がないのか、自信が持てないのか。

 

親にはたくさん可愛がられて育ちました。長女で初孫だから母方のじいちゃんばあちゃんにも可愛がられました。ただ、父方のじいちゃんは記憶がないうちに亡くなってしまったから分からないけどばあちゃんは男尊女卑の強い人でした。

それでも十分恵まれた家庭で育ったと思います。

 

小学5年生の時に転校をしました。

この頃になるともう友達グループの出来上がってる時期。

これで今までクラスの中心にいたわたしが一気にスクールカースト下の方になりました。

小さな田舎の小学校だったから余計になかなか馴染めなかった。

 

転校に伴いより今まで習ってたスイミングスクールから別のスイミングスクールへ変わりました。その頃からもう試合とか出てたから。

これがまた厄介なとこで、家族ぐるみでやってる小さいところでしたのでここでもちゃんとした差別を受けました。

コーチからはお前はよそ者だ、全然可愛くない、と言われながら、沢山とばっちりで怒られながら結局高校卒業まで続けました。

今考えるとコンクリートの上に2時間正座させられたり、平気で平手打ちをされてたのであれは水泳教室のコーチからの体罰、いじめだったんだと思います。

 

それから学校に行ってもなかなか馴染めず、毎日スイミングスクールで虐げられる日々。

 

高校生になる頃にはもうそれはそれは立派な捻くれ者になりました。

口を開けば人を羨む、自信のない発言ばかり。

プライドだけが高くて自己評価の低いヘンテコ人間になってました。

 

そして高校の担任に言われた一言でわたしの些細なプライドが崩れました。

 

「他の人が同じことしててもあなたがしてるとムカつくんだよね。特にあなたの目が嫌い。」

 

高校生ながらあー、わたしって人に認められる人間じゃないんだな、と思ってしまった。人の前に立つべき人間じゃないんだ、こんなわたしはずっと下を向いて過ごすしかないと。

 

 

この頃はまだ化粧にはすこーし興味があるレベル。

周りの子に合わせてつけまつげ付けたりアイラインを引いてみたりはしましたけどどうしても(わたしなんかがこんなことしても笑われるだけだ)と思ってました。

 

 

高校を卒業して

やっと真面目に化粧と向き合うことになります。

化粧に関してはど素人。なぜ社会に出たら化粧をしないといけないのか、べつにわたしの顔なんてどうでもいいじゃないか、とぶつぶつ言いながら化粧をしてました。

 

学校が忙しかったのもあり化粧をすることが業務的になってたんだと思います。

 

 

それでも遊びに行く時に化粧をすることは嫌いじゃなかった。

 

だって別のわたしになれるから。

 

化粧をすることで鎧を纏ったような感覚になるのです。

これだけちゃんと着飾ったからこんなわたしでも人様の前に出ても大丈夫だ、と。

 

それでも、「化粧しても顔変わんないね」って言われるのが嫌で仕方がなかった。

なにそれ意味ないじゃん、って。

結局なんの努力もせずただ卑屈になってやろうともしてないのに、変わろうともしてないのに自分にはできない、なにやっても変わらない、って思い込んでました。

 

でもある友人が救ってくれました。

全面的にわたしを褒めてくれた。

自信がないわたしを叱ってくれた。

あなたの周りにはいつも人がいてみんなあなたのことを慕ってくれてるよね、人に愛されてて羨ましいな、見習わないとな、って言ってくれた。

 

変わらなかったのは自分が変わろうとしなかったから。

卑屈になってるのは自分だけで案外周りは気にしてないんだと。

 

その人が気付かせてくれました。

 

自信を持つにはどうしたらいいのか、変わるためにはどうしたらいいのか。

考えた結果外面から変えていこうと思いました。

まずは化粧をきちんと極めたい、そう思いました。

なぜなら、はじめて化粧したときにときめいた事を思い出したから。

こんなわたしでも変われるって思わせてくれたから。

 

徐々に化粧をすることが大好きになりました。化粧をすることが楽しいって思うようになりました。

 

沢山の化粧品を手に取って自分というキャンバスを埋めていくのが楽しかった。

 

それはもちろん根底には別の自分になれるから、というのがあります。

これは今でも変わらない。

 

でも化粧をすることで自分に自信をつけてくれるような気がして。

明るくなれるような気がして。少しでも変われたような気がして。

 

だから今回見てくれた方が、参考になった、楽しかった、って言ってくれたことがわたしの化粧を、いやわたしという存在を認めてくれた気がしてとても嬉しかった。

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

20代後半超えてからの自虐は笑えないと聞きました。

もうすぐその20代後半へわたしも片足踏み込みます。

だからそれまでに自分に少しでも自信がつけられるように。

まだまだこれからも化粧をし続けます。

 

だって化粧をすることがだいすきだから。

 

早く自分自身を好きになれるようにこれからも努力していきます。

 

まだまだ後ろ向きな言葉が出ちゃうかもしれませんがそのときは指摘してください。

真摯に受け止めます。

 

 

 

以上ぐりこの憂鬱ブログでした。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

 

 

2020.5.10 ぐりこ

 

 

わたしのお手紙事情

 

昨今手紙に関してのはてぶろよく見かけるからわたしも流行りにのってみようと思います。

まあお前の手紙なんぞ興味ねぇ、って声が聞こえてきそうですがそんな人はここでリターンしてください。

 

 

いいですか?戻りましたか?じゃあ始めていきますね〜!

 

 

わたしのお手紙事情〜〜!!!

 

とはいえ、今まで堂本光一さんのオタクとして生きてきたので、福田さんのオタクになって初めてファンレターというものを書きました。

なので初めて書いた時はファンレターってこういう書き方であってる??なに書けばいいの??どうしたらいいの??って思ってググりまくったんですが、わたしの書き方が正しいのか未だに分かってません。

そんなわたしがこんなテーマで書くのはおこがましいかな、とか思いながら書いてます。

 

まあ、気持ちを伝えるのがファンレターというものだと信じてるので気持ちが伝わればいいかな、と。

 

 

  • 便箋について

便箋は好きな柄だったり、素敵だな〜って思ったものを地味に集めてるのでコレクションの中からその時の気分に合わせて選びます。

あと一回使ったものはだいたい同じ人には使わないと決めてる。

あまりメンカラとか気にせずに選んでます。

気にせずに選んではいるけどなんとなく福田さんっぽいな〜って思って買ったやつは緑が多い。

封はこれまたどこかで買ってきたシールか、マステを使います。

最近は星座かクラゲのシールばっかりつかってる。

封はあまりこだわりなくテキトーに済ませちゃうことも多いからちゃんとしないとな〜とは思ってます。

 

  • 書き出し

 

書き出しはこんにちわ、が多いかな。おはにちばんなさいって書いて出したことあるけど自分の中でしっくりこなかった(とは?)からやめた。

あとはどこどこに住んでるぐりこです。って書いてるかな。

地方民なのでこんなど田舎にもファンいるからね!遠いけど応援してるからね!って気持ちを伝えたくていつも書いてる。

 

  • 内容

 

舞台でしか出したことがないから舞台の感想とか、LINEライブの感想とか綴ってる。

とにかくここのこの台詞が素敵だった!とかプラスの内容になるように纏めてる。

文章力が無いからメモに下書きして読んでて不愉快じゃ無いか確認するようにしてる。

あとはなるべくキモオタ部分が出ないように注意を払って書くようにはしてる。

油断すると気持ち悪いこと書きかねないから。

 

あとは最後に体に気をつけて、とか寒いから風邪ひかないでね、とかちゃんとご飯食べてね、とか飲みすぎないでね、とかお母さんみたいなことを書いて締めるパターンが多いかな。

あとは遠いところからだけど応援してる、っても書いてる。

 

 

そういえばいつぞやの手紙に関してのアンケート取ったときに、

返信用の封筒を入れるかどうか、って話をしたんだけど

わたしは入れません。だって返信をもらうために書いてるわけじゃ無いし。

なんなら、読んでくれなくてもいいかな、って思ってるくらい。ファンレターをもらうことで福田さんが、あーファンレターくれる人がいるんだ、って思ってくれさえしたらいい。

 

あと、わたしは本名と住所を書いてます。

書かなくてもいいんじゃ無い?って思うけど福田さんが手紙をもらったときにどこの誰だかわからない人の手紙は読みたく無いと思うから。あと福田さんは本名なのにわたしは正体を明かさないってのがフェアじゃ無いかな、って思ったから。

 

いちファンからの手紙にそんなことは思わないとは思うけど。わたしなりの誠意の表し方です。

 

  • さいごに

 

ジャニタレに関して思いを伝える方法が手紙しかない、っていうのも現代的じゃないしもどかしいけどロマンチックだなって思ってるんです。

だから少しでも大好きな彼に想いを伝えたいな、って。

おそらくジャニタレにとってファンレターって少なからずステータス的なとこもあると思うんですよ。

売れない時代を経験してるふぉ〜ゆ〜ならなおさら。

ファンレターをもらう事で支えられた時期がきっとあるはずなんですよ。

 

だからこそわたしはファンレターを書き続けたいな、って思います。

 

今は思いを伝えられないけれど。

いつかまた時代が平和になったら手紙を出そうと思います。

 

 

 

 

頑張り屋さんで慌てん坊さんの話

 

これからする話はオタクの話と全く別のはなし。

 

わたしが3月まで働いた現場のはなし。

 

わたしが働いたのはNICU・GCUという特殊病棟。

 

NICUとは新生児集中治療室(Neonatal  Intensive Care Unitの略)

GCUとは新生児治療回復室(Growing Care Unitの略)

であり、低出生体重児や早産児、先天性疾患を持って生まれてきた児の治療を行う病棟。

 

勿論人並みにこどもは好きだったけど小児医療、ましてや新生児医療に興味があったわけじゃなく、ただ配属になっただけ。

看護学校では小児医療、新生児医療はとっても薄くしか扱われてない。国試なんて毎年数問しか出題されない程度。

 

つまり全くノー知識で配属された。

 

はじめは退院間近の赤ちゃんから受け持ち始め、徐々に重症度の高い子を受け持っていく。

 

うちの病院はGCU加算(加算を取ったらお金が病院に入りますよ〜ってやつ)を取っていなかったので勿論夜は6〜15人を受け持つ。

大人の病棟からしたら、なんだ少ないなと思われがちだが、この子たちを2〜3時間毎にオムツ交換をし、授乳をする。他の子たちが狂ったように泣き叫ぶ中。

 

何回孤独に感じただろう、何回泣き叫ぶ子に「静かにして」と言っただろう、何回家に帰ったらすぐに抱っこしてもらえるのに、と思っただろう。

 

そして看護師として、医療者として、いや人として、なんの罪もなくただ泣くことしか出来ない相手に対して「イライラする」ことが情けなくて、人として恐ろしくて。

 

ごめんね、と謝りながら、泣きそうになりながら、人様から預かっている大切な、大切な命を一人でボロボロになりながら授乳をする日々。

 

本当に向いていないと思った。

辞めてしまおう、いやこんな感情を持つ人間が医療者になんかなっちゃいけなかったんだと思った。

 

それでも元気に退院していく子を送り出したら、大きくなって顔を見せにきてくれる子がいたら、もう少し続けてみようと思った。

 

それから少し経ってちょっとずつ慣れてきた頃にNICUに移動した。

 

NICU内は保育器と呼吸器とモニターがずらっと並び、終始モニターや呼吸器のアラームが鳴り響く場所。とても空気が重たくて耐えられなくなって器材庫に避難したりしたこともあった。

 

手のひらに乗っかってしまいそうな小さな命、触ったら壊れてしまいそうで、わたしのせいで脳出血を起こしたら、一生後遺症を抱えて生きることになるようなそんなシビアなところ。

何かあればすぐに徐脈になる、何かあればすぐに呼吸を止めてしまう。

わたしの観察不足で状態がすぐに変わる。

昨日元気だった子が次の日挿管されてたりする。

退院間近で急変して二度と目が覚めることがない子もいる。

先天性の染色体異常、遺伝子以上で1ヶ月の生存率が3割未満の子もいる。

 

わたしの人差し指より細い手足をバタバタと動かすたびに心臓が冷えるくらい恐ろしくて。

 

体重は軽いはずなのに、重すぎて。触ることが怖くて。

 

それでも抜管できたら、お母さんと手を取り合って喜んで。はじめて聞く泣き声に耳を傾けて。陽圧換気の鼻マスクが外れたら、はじめてのスッピン恥ずかしいね、って笑って。はじめての抱っこでお母さんが涙ぐんでいるのにこちらも泣きそうになって。おっぱいをうまく咥えられないのさえも可愛くて。

GCUに赤ちゃんが移動になってから日々大きくなるのを見て嬉しくて手形と足形をとったり。

 

命を預かること、命を守ることがこんなに重たいこと。そして"はじめて"がこんなに嬉しいことだとは知らなかった。

 

そしてわたしは両親からどれほど愛情を注いで育ててもらったんだと知った。

 

 

沢山の子を家に帰したのと同時に家に帰れなかった命も沢山ある。

涙を堪えながらパパが来るまで心マを続けたこともある。

もっと写真撮ってあげればよかった、もっと抱っこしてあげればよかった、もっと私たちがやれることがあったのに。

 

無事に何も障害が無く生まれてきたことがどれだけ奇跡か。

何不自由なく育ててもらったのがどれだけ尊いか。

 

無駄ないのちなんでひとつもないこと。

当たり前に生まれてくるなんて確証はどこにもないこと。

 

いつ誰があのNICUにいたお母さん、お父さんになるか分からない。

 

勿論私たちNICUの看護師、医師は全力で助けます。

だからといって、自分は大丈夫なんて思わないで。

 

妊娠中の旅行は絶対にしないで欲しい。

できたら妊娠する前から葉酸を取って欲しい。

障害がある、ってだけでいのちを無駄にしないで欲しい。

 

そして、それでも早く生んでしまったとしても自分を責めないで。

ただ赤ちゃんはお母さんやお父さんに早く会いたかっただけの慌てん坊さんだから。

わたしのせいで、って思うかもしれないけどちがうから。

 

沢山、沢山愛情を注いでください。

看護師は長い時間一緒にいるけど、お母さんお父さんの愛情には敵わないから。

看護師に対して、劣等感は抱かなくていいよ、お母さんには敵いっこないんだから。

 

最後はこれからお母さんになる人への言葉になっちゃったけど。

 

優しさだけで看護師はできない、でも優しさが無くなれば看護師は出来ない、とこの職場で教えてもらった。

 

興味があればNっ子のインスタや18トリソミー、13トリソミー、21トリソミーの子のインスタを見てください。

 

みんな、とっても可愛いから。

 

障害がある、なしに関わらず、とっても頑張り屋さんでめちゃくちゃ可愛いから。

 

 

全然まとまってないけどここまでにしときます。

 

 

 

 

 

 

最後に、

今まで受け持った沢山のかけがえのない赤ちゃんとそのご両親に感謝をこめて。